造作した建具たちが仕上がりましたので、一部ご紹介します!
カップボード |
料理好きな奥様のために、キッチン周りにはたっぷり収納を造りました。サイドに設けたカップボードは、上部はカウンターで、オーブンなどの家電を置いたり、お子様と一緒に料理をする作業スペースとしても使えます。下の収納は4つに区切り、中は可動棚で好きな高さに調節できます。
キッチン本体後ろの収納は、冷蔵庫とウォーターサーバの位置決めをして、残りの空間で無駄なく収納スペースを確保しました。引き出し収納は、高さを変えて用途に合わせて使えます。
キッチン前の障子 |
キッチン前に設けた障子。開ければ、リビングにいる家族の様子も見え、外の景色も眺めることができます。キッチンの隣が畳コーナーになるので、障子を閉めれば、ゆるやかに空間を仕切ることもできます。
「障子破れそう…」と思った方、この障子は「ワーロン」といって、樹脂の両面に和紙をラミネ―トしたものです。衝撃にも強い丈夫な障子紙です!樹脂でありながら、質感も綺麗で、本物の障子に近い見た目です。用途や場所によって、障子紙の種類を変えるのもポイントです!
タタミコーナーの障子 |
タタミコーナーに設けた一人用のワークスペース。リビングとの調和を考え、和の雰囲気は少なめに。格子の障子でシンプルに仕上げました。開けても、壁の中にスッキリ納まるように設計。障子は、外の光を淡くやさしい光に変えてくれます。一人ほっと寛げる空間に仕上がりました。
トイレの取っ手たち |
1Fのトイレは、間取りの関係上、”トイレの扉感”を無くすことをデザインのポイントとしました。この丸いトーメイのモノが木製引戸専用の引手です。しっかりつかめるので、普通に使えます。この引手ちょっとおもしろいところがありまして。トーメイなので、トイレに入ったときに、照明の明かりが通り抜けるんです!トイレ使用中もこの引手をみればわかります!
2Fのトイレは、1Fとは少し雰囲気を変えてみました。2Fには子ども部屋もあり、開き戸ということもあって、すこしポップで遊び心ある感じのレバーハンドルにしました。清潔感のあるホワイトカラーで、この丸っこいフォルムが絶妙。いい存在感。
ONU置場 |
光回線の端末装置やWifiルーターなどの専用置場をつくりました。普段からよく触るものでもないので、置き場所は高い位置につくり、格子の扉で隠します。この扉はマグネット式で簡単に取り外しができます。すっきり納まって見た目もいい感じです!
洗面台や、玄関扉だったり、まだまだ造作したものがあります。
一つ一つのモノが、お施主さまの暮らしに寄り添って馴染んでくれると嬉しいです。