さりげなく空間を引き立てるパーツ

2024年4月14日

暖かい日が続き、春を感じますね。

桜も満開の時期が過ぎましたが、みなさんお花見は行かれましたか?

花見団子より、みたらし団子派の辻浦です。

 

さて今回は、ちょっとした家づくりのこだわりを紹介します。

未来住建では、建具や家具を造作していますが、その中で、脇役的な存在のキッチンの「サイドパネル(エンドパネル)」について。

サイドパネルって?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

株式会社未来住建|安城市|注文住宅・マンションリノベ・定期借地権付分譲

サイドパネルとは、システムキッチンや吊戸棚などの側面にはるパネルのことです。一般的に、側面が壁付ではない場合、扉と同じ柄のサイドパネル(既製品)を取り付けるパターンが多いです。

未来住建では、このパネルを造作しています。

(出典:https://www.toclas.co.jp/kitchen/collagia/plan.html#plan_12)

 

 

 

株式会社未来住建|安城市|注文住宅・マンションリノベ・定期借地権付分譲

これは施工例で、チェリー材とシナ合板で造ったサイドパネルです。

自然素材(本物の木や塗り壁)を室内に多く使っているので、キッチンの工業製品感をなるべく消して、造作キッチンのような雰囲気をだせるように。

 

 

株式会社未来住建|安城市|注文住宅・マンションリノベ・定期借地権付分譲

パネルの内側(キッチン本体側)は、メラミン樹脂のパネルをはっているので、汚れてもお掃除がしやすいです。

 

既製品と造作ではどのくらい見た目が違うのか比べてみましょう。(既製品のコラージュが下手ですみません…)

造作の方が、後ろや奥のカップボードとの一体感や全体的に統一感がでていませんか?ダイニングテーブルも造作したので、キッチンとのつながりも綺麗に仕上がっています。既製品も悪くはないですが、パネルがあることで、よりキッチンの箱感と、空間に対して独立した印象を感じます。

もう少し離れて、全体を見てみましょう。造作の方が、キッチンがより空間に馴染んでいませんか?リビング、ダイニング、タタミコーナーに対して、キッチンをくっきり分けるのではなく、造作パネルのおかげで、それぞれのエリアがゆるくつながります。まとまり感もありながら、一つの空間としてとらえることができ、広く感じると思います。

 

家は、ほんとうに多くの建築パーツでできています。

「存在を主張せず、さりげなく空間を引き立てるもの」そんなものたちの存在が結構重要なのかなと思います。

性能、デザイン、素材、質感。全体のバランスを大切にしながら、空間づくりをやっていきたいですね。