限られた住空間で大きく暮らす

2022年11月5日

こんにちは!辻浦です☺

今回は家づくりについてのお話です。

タイトルの通り「限られた空間で大きく暮らす」について。

 

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、住まいにおいてそれが全て当てはまるのでしょうか。

InstagramなどSNSでは”〇帖の広々リビングで開放的に”といった投稿もよく目にします。

なんとなく「LDKは広い方がいい」と思っている方や、〇帖ないといけないといった考えの方もいらっしゃいます。

 

では、8帖といわれて正確な大きさをイメージできるでしょうか。

数字の広さと空間認知の広さは違います。

ただ広さだけ求めても、”心地よさ”という住まいへの目的に繋がらないと思います。

デザインの工夫一つで部屋の広さの見え方は変わります。

だからこそ、「一つ一つの空間をどう使いたいのか」ということを第一に考えます。

一人でゆったりと読書をしたい、家族の繋がりを感じながら楽しく食事がしたい、、、

そういった暮らしに対する想いを考えることで、住まいの質や暮らしの満足度を落とすことなく、使いやすい住まいのための様々な工夫が生まれてきます。

 

自分たち家族にとっての空間のつくりかたがあり、心地よさを物差しに空間の広さを考えていくことが、本当に心地よく豊かに暮らせる住まいに繋がるのではと思います。

 

これから家づくりをはじめる方は、LDKは〇帖といった”広さ”だけではなく、”どんな暮らしがしたいのか”をじっくり考えてみることをおすすめします!